どうも、こんにちは。
幹細胞番長です。
今回も美容とはなんの関係もない猫の話です。
我が家の長男猫ボクちゃんが3週間ほど前から飛び出していったきり、帰ってきません。
家族はみんな心配していますが、帰ってきません。
本当は弟のシロと一緒に去勢手術を受ける予定で2匹で手術の予約をしていたのですが、いなかったので兄は手術を逃れ、弟だけ玉ナシ子になってしまいました。
ボクちゃんは出たきり姿を見せないので、生きてるのか死んでるのかも分かりません。
猫を放し飼いにするのはどうなの?
放し飼いにすると
車に轢かれたりとか、
他所の猫と喧嘩して怪我したり、
出ていったきり帰って来なかったり、
と色々あります。
先代のサンとムーンの姉妹はどちらも交通事故で死んでしまいましたし。
確かに家の中で飼っていれば、交通事故に遭う確立は限りなくゼロに近いですが、それが本当に猫にとっての幸せなのか?
自然の中で走り回ったり、気に登ったりしている方が幸せなんじゃないかと。
男は冒険の旅に出る
特にオスは発情期になると行動範囲が一気に広がるので、出ていったきり帰って来ないことが多いです。
普通は2、3歳で出ていく事が多いんですが、ボクちゃんは1歳になる前に出て行ってしまいました。
うちの場合、田舎なので家の前の道は1日10台も車が通りません。
なので、交通事故のリスクはかなり低いです。
うちは(というか、うちの近所はどこも)僕が子供の頃から猫は放し飼いで出入り自由でした。
都会ではこうはいかないと思いますが、放し飼いにできる環境があるのであれば、放し飼いにするのが猫のためだと僕は思っています。
無鉄砲ボーイ
ボクちゃんは生後一週間くらいから既に無鉄砲ボーイだったというか、せっかく茶子ママが押入れの布団の奥に隠しても自分だけズンズン出てきてた仔だったので、普通のオスより旅に出るのが早かったのかもしれません。
怖がりシロ
一方、弟のシロは体はデカいけど、性格は怖がりであまり自分から外に出ていこうとしません。
一匹だけ押入れの奥に入っていこうとしているのが弟のシロです。
4兄弟
シロとボクちゃんは4匹兄弟で、他の2匹は両方メスでに2匹とも里親にもらわれていきました。
昔飼っていた猫
僕が小学生の頃、飼っていたオス猫(ボクちゃんと同じ鍵しっぽでした)は2歳になる頃にいなくなってしまいましたが、数年後、近所の家の小屋で寝てるのを見つけたので、きっとボクちゃんもどこかで元気にやってると思っています。
うちの辺りの人はみんな猫を見つけると餌をやる習性があるので、知らぬ間に他所の家に居着いていることがたまにあります。
100%人間様の都合
室内飼いにしましょうとか、避妊・去勢手術をしましょう、というのは完全に人間の都合だと思っています。
猫が「家から出たくない」と言ったわけでもなければ、「子供は欲しくない」と言ったわけでもないので。
とあるゴリラの話
ゴリラは賢いので、教えれば人間の言葉を理解し、会話もできるようになります。
会話と言っても喋ることはできないので、単語指差しでの会話ですが。
ゴリラに「自分が死ぬのは怖いか?」と質問したところ
ゴリラは「死んだらいなくなるだけ」と答えたそうです。
ヒト以外の動物は”自分が死ぬ未来”が想像ができないので、死に対する恐怖はないようです。
死ぬのが怖いと思えるのは高度に脳機能が発達したヒトだけです。
もちろん、他の動物にもヒトと同様にその瞬間の快・不快の感情はあります。
痛いとか、腹減ったとか、美味いとか、腹いっぱいとか、嬉しいとか、悲しいとか、ムカつくとか、怖いとか。
遠い未来や過去のことを考えて感情が動くのはヒトだけです。
これはゴリラでの実験なので、猫にも当てはまるかどうかは分かりませんが、ネコはゴリラより脳の容量が小さいので、おそらくゴリラよりも未来のことは考えてはいないはずです。
なので、猫には「死ぬのが嫌」という思考はないはずです。
死ぬのが嫌なのは人間様だけ
「殺処分になる犬猫が可哀想だから、ちゃんと避妊・去勢手術を受けさせよう」というのが最近の流れですが、犬猫にしてみれば、ただ本能に従って交尾した結果、仔どもが生まれてるだけなので、避妊・去勢手術を受けさせようというのは動物たちにしてみれば、「頼んだわけでもないのに何してくれてるんだ」って話です。
しあわせ家族計画
猫が「しあわせ家族計画」を考えて交尾してるはずはないので、ただ本能に従っているだけです。
オス猫が旅に出るのもパートナーを探すためです。
自分が生まれた場所はたいてい父親の縄張りなので、父・兄弟とメスを取り合わないように出ていくのか、近親交配を避けるために遠くへ行って自分の縄張りを持つのか、おそらく両方でしょう。どちらにしても種の繁栄のための本能に従っているだけです。
これは科学的に考えた場合の推測なので、実際猫たちがどう思っているのかは分かりませんが。
それでもエゴを通す
しかし、人間的には出て行って帰って来なかったり、子供が死ぬのは悲しいので、エゴで避妊・去勢手術は受けさせてます。
メスは移動せず、仔を産み続ける
メスは生まれた場所からあまり移動しないんですが、どんどん子供を産みます。
1匹のメスでも1年で10匹以上産みます。
本来、自然界では餌を与えてくれたり、病院に連れて行ってくれる人間はいないので、子供が大人になるまで生き残るのは困難でたくさん子供を産まないと種として生き残れないので。
しかし、人間に飼われた至れり尽くせりの状態では子供はそんなにバタバタ死なないので、増えすぎて飼えなくなります。
なので、茶子ママにはボクちゃんたちを産んだ後、避妊手術を受けさせました。
オスも玉がなければ、旅に出ない
オスは去勢手術をすると男性ホルモンが分泌されなくなるので、遠くまで旅に出ることがなくなります。
男性ホルモンがオスを本能的な行動へ導いているので。
シロはもう玉ナシ子になったので、旅に出ることはないはずです。
本能のままに生きる
僕は大学院で引きこもっていた時に
「死んだって構わないから好き勝手に生きよう」
と決めました。
つまり、本能に従って生きるということです。
特に最近はやりたいことを思いついた次の瞬間に実行しているので、周囲にとっては迷惑な人間です。
本能だけで行動していると言っても過言ではありません。
ヒトよりもネコに近いかもしれません。
入院中にキレたこと
僕自身が、入院中主治医に「あれするな。これするな。」と言われて
「うるせぇ。自分がやりたいようにやって死ぬなら良いじゃねぇか。」
と言い返した人間なので、猫のやりたいことを制限するようなことはできません。
猫も人も自由です。
家族写真
”Dream as if you’ll live forever and live as if you’ll die today.”
やりたいことがあるのなら今やるしかない
明日は今日の続きではないのだから