こんにちは。

さあ結婚しようかという話を恋人と始めたところで、脳腫瘍が見つかり、結婚話が飛んだ幹細胞番長と申します。

 

仕事はいろいろ手を広げてるので説明するのが難しいんですが、ウェブ事業家という呼び方が分かりやすいかもしれません。

(このブログのような)ウェブメディアを運営したり、
化粧品の開発・販売をしたり、
ビジネスや恋愛のコンサルを行ったり、
たまに外注ライターとして仕事を受けたり、

やりたいことには何でも手を出してしまうので、自分でも何屋さんなのかよく分からないです。

 

自分としては

「自分に共感してくれてる人たちを幸福へ導く仕事をしている」

という感覚で生きてます。

これは食い扶持を稼ぐための仕事というよりもライフワーク(使命)のイメージでやってます。もちろん食い扶持も稼がないといけないんですが。

起業してから今年(2024年)で10年目で会社は11期目に入りました。

 

コミュ障をこじらせて引きこもりへ:生誕~引きこもり

山!川!畑!って感じの九州の片田舎に生まれ

野山を駆け回る幼少期から中高で恋に目覚めるもコミュ障により(以下略

高校ではずっと女子のおしりを追い回してるうち卒業になり、現役で京都大学を受験するも滑り止めまで含めてオール滑り倒して浪人が確定。

1年浪人し、京都大学工学部工業化学科に受かって「さあ、大学デビューで、高校時代は失敗続きでダメダメだった恋愛するんだ!」と意気込んで、入学してみたら、ウェーイ系のテニサーの新歓にコミュ障は引いてしまい、全く出会いのない陰キャの巣窟、囲碁部に入ることに。

そして、大学デビューに失敗し、周囲と話も合わず、恋人も友達もできず、不毛な大学生時代を送りました。

研究者の道を志し、大学院に進学するも、コミュ障により全く研究室に馴染めず、さらに周囲の優秀な友人との才能の差に絶望して鬱になり、引きこもりました。

 

人間と話さずに生活費を稼ぐ方法~人生脱線して起業へ~

そこまで人間関係がベッタリしていない研究職でも無理なくらい会話が苦手だったので「人間と会話しないといけない会社に就職するのは自殺だ」と結論しました。

それが人生の転機で、もうこれからは親しくない人間とは会話せずに生きていこうと決めました。

それからは、関係薄い人間と話すストレスから開放されて、生きやすくなりました。

研究者になるという描いていたルートから脱線して、全く違う方向に進みだした瞬間でした。

安定した職を得ることは命より大事なのか?

そんなはずはない。

ならば、安定したルートなどいらない。

荒野を行こうと。

 

婚約破棄からの東京移住

それから詐欺師に騙されたりしつつも、なんとかかんとか仕事は軌道に乗り、生活には困らないくらいの収入を得られるようになりました。

その後も仕事は順調に行き、仕事で知り合った女性と付き合うことにもなり、大学生以来の念願だった恋愛もできるようになりました。

彼女とお付き合いも4年になりプロポーズして、これから東京で新生活を始めようとした矢先に、突然の婚約破棄になりました。

婚約破棄の理由は語りだしたら長編小説になるので割愛します。

そして、二人で住む予定だった2LDKのマンションにまさかの一人暮らし(笑)

 

しかし、恋愛と結婚を諦めたわけではないので、頑張りました。

そして、そこからさらに数多の女性との出会いを別れを繰り返し、ようやく「この人かな」と思える女性に出会って付き合うようになって、しばらく経って、人生史上最大の事件が起こりました。

脳腫瘍発覚

2020年、6月。

恋人に誕生日を祝ってもらい、「結婚したらどこに住もうか?」なんて会話をしていた翌日に脳腫瘍が見つかり、そのまま緊急入院からの緊急手術になりました。

急転直下過ぎて何がなんだか分からないうちに、頭開けられて、脳みそごと腫瘍を削り取る手術が行われました。

 

脳腫瘍という病名ですが、性質上は脳にできたガンです。

しかも、これが極めて予後の悪い病気で、統計的には最初の手術から1~1.5年で死亡する確率が高いです。

しかも、腫瘍が侵入した脳の部位が司っている機能は失われていくので、「心臓が止まるより先に体は動かなくなるし、言葉も理解できなくなるかもしれない」というわりと救いようのない病気です。

で、手術後はてんかんの発作がちょくちょく起こるようになり、一人暮らしは医者から禁止されました。発作を起こした時に誰かがすぐ助けに来てくれないと、大事になる可能性があるので。

恋人と結婚して東京で一緒に暮らすという選択もあるにはあったんですが、打診してみたら断られました。24時間旦那のそばにいないといけないのはさすがに難しいと。

他に24時間誰かそばに居てくれる環境となると実家しかありません。

そんなわけで、九州の山奥にある実家に帰ることになりました。

 

実家へ避難~2度めの手術

その後、九州の方でも病院に通って抗がん剤による治療や定期的な検査をしていたわけですが

どうやら腫瘍が悪化しているようだと検査で分かりました。

それで再手術をしようということになりまして、県内の大きな大学病院で2020年末に2度目の開頭手術を受けました。

その時は1回目の手術よりも脳をかなり大きめに削ったので、左半身に麻痺が出ました。

が、それから必死のリハビリで日常生活に支障がないレベルにまで回復し、退院しましたが、しばらくして手術の傷が腫れているのに気づきました。

 

これはおかしい!と思って、病院に行ったら細菌感染で、すぐにもう一度頭を開けることになりました。

そして、半年程度、頭蓋骨を外した状態で生活することになりました。

(頭蓋骨を入れたままだと細菌感染が治りにくいので、こういう時は頭蓋骨を外してしまうのが標準的だそうです)

 

それが1月末の事で、現在(7月)も頭蓋骨は無いままです。

ので、常に頭はヘッドギアで保護した状態で生活してます。

頭ぶつけたら脳みそ直接ぶつけることになってしまうので。

 

やれることは全部やる!

もう現代医療に任せてたら高い確率で数年内に死んでしまうので、やれることは全部やっています。

周囲の方にこのサプリで末期がんが治ったらしいよというサプリをもらってきたり、自分で買ったり、

知り合いの霊能者に霊視してもらって母方の先祖に障りがあると言われれば、毎月供養をし、

毎日、神社にお参りに行き、

京大時代は仲間と一緒にオカルトだとバカにしてたホメオパシーも始めたり

マイタケで免疫が上がるからガンには良いらしいと聞くと、すぐにマイタケ買ってきて料理に入れるようにしたり

水素吸引で末期がんが治った事例があるらしいと聞けば、水素発生装置を購入したり

怪しい情報水なるものを体にふりかけてみたり

オカルトだろうが非科学的だろうがやれることは何でもやりました(今もやってます)。

オカルトでもプラセボ効果でも、結果として病気が治ればそれで良いので。

僕の病気のことを知ったら、たくさんの方がいろんな奇跡のサプリを送ってくださって、僕は本当に人に恵まれてるなと感じました。

現在はサプリだけでお腹いっぱいになるんじゃないか、ってほどいろんなサプリを飲んでます。

 

病気から学んだこと

Dream as if you’ll live forever and you live as if die today

ONE OK ROCKのC.h.a.o.s.m.y.t.h.のこの歌詞(元ネタはジェームズ・ディーンの名言らしい)がすごく好きで

病気になる前もこの言葉は強く意識して「もし明日死ぬとしたら、俺は今日コレをやってていいんだろうか?」という自問をよくしてました。

(僕はこの言葉を「一生かかっても成し遂げられないくらいの大きな夢を描き、明日死ぬつもりで行動しろ」と意訳してます)

 

しかし、病気になって死を間近に感じると、より強くこの言葉を意識するようになりました。

元々やりたいことは多すぎて100歳まで生きてても、半分も達成できないだろうなとは思ってたんですが、

「明日、自分の体は動かなくなっているかもしれない」と考えると、やりたいことにも順位付けをして優先順位の高いものから実行するようになりました。

そして、やりたくないことは可能な限りやらないようにしました。

 

”人間は遅かれ早かれ死ぬ”

のはどうしようもない真理なので、自分より長く後世まで生きるのは子どもだけ。

病気になる前は「自分の子どもがいてもいなくても、どっちにしても素晴らしい人生になる」と思ってたんですが、病気になってから急に自分の遺伝子を受け継いだ子どもが欲しくなりました。

 

現在

今のところ、まだ脳腫瘍の野郎は健在で、やっつけられる目処は立っていません。

幸い2度目の手術以降は進行してないみたいですが。

 

僕の場合、見つかった時点で医者が「これでよく普通に生活できてたね」って言うくらい進行してたので完治させるのは無理らしく、現代医学の範疇では抗がん剤でガンの進行を遅らせて延命することしかできないようです。

加えて、抗がん剤を使ってる間は子どもを作れません

そして、抗がん剤の投薬は死ぬまで続くようなので、このままだと僕が子孫を残せる可能性は完全にゼロということになってしまいます。

 

幹細胞治療

やりたいこともできず、子どもも作れないのは嫌なので、最先端の再生医療(幹細胞治療)を試してみています。

僕と同じ脳腫瘍に対して適応した事例はないんですが、このまま標準治療を続けていても元の生活に戻って、結婚して子どもつくったりできる可能性はほぼゼロなので。

やれることは何でもやってみようと。

幹細胞治療をやってる医師の話だと「標準治療ではもうこれ以上やれることは無いと言われた末期がん患者のガンが消えてしまった」みたいな事例はいくつもあるそうです。

一昔前だと、幹細胞治療の効果を知ってる医者は自分がガンになったら、幹細胞を投与して自分で治療していたんだとか。現在は厚労省の方針が変わって、気軽にはやれなくなったみたいですが。

 

今やっていること

上に書いたように幹細胞治療は現在進行系でやってます。

幹細胞による再生医療も2パターンやってて

  1. 培養した自分の幹細胞の投与
  2. 幹細胞培養上清液の投与(点鼻薬)

の二刀流でやってます。

 

サプリメント&代替医療&民間療法(オカルト)

そして、たくさんの方々から紹介、プレゼントされた奇跡のサプリたち

  • 乳酸球菌サプリ(自己免疫アップ)
  • マイタケ抽出エキス(免疫アップ)
  • 水素サプリ(活性酸素除去)
  • クルクミンサプリ(肝機能改善)
  • マカ
  • モリンガ
  • 神社参拝
  • 先祖供養

どのサプリも理論上は効くはずだけど、明確な臨床データ(エビデンス)はありません。

飲んでた人の末期がんが治ったという症例があるだけです。

 

水素吸引

あとは水素発生装置で水素(気体)の吸引もやってます。

こちらは

既に効果についての東大病院での臨床試験も完了していて、あとはデータをまとめて論文にするだけ

だと販売店の方は言ってました。

論文がパブリッシュされてくれないと、嘘か本当かは分からないですが
こんな大それた嘘をついてバレたら大事なので、多分本当だと思います。

ここで効果が検証されたのは腎機能・肝機能の改善などなので、僕の病気とは直接関係はないんですが。

これも僕と同じ脳腫瘍に効くという臨床データがあるではないんですが、「水素が悪玉活性酸素を除去してくれるて、全身の細胞が元気に働けるようになる」から、ガンを攻撃する免疫細胞も元気になってがん細胞をやっつけてくれるんじゃないかと推測してやってます。あと、水素にはガンを直接攻撃するような効果もあるようです。

はっきりしたエビデンスはないんですが、水素で末期がんが治ったという症例はあるみたいですし。

そして、水素には副作用がなくて、どんだけ吸っても安全なので、やらない手はないだろうと。

 

そろそろ予定日

もうちょっとで最初の手術から1年経つので、「そろそろ死ぬのかな」と思ったりもするんですが、体の方は左半身の軽い麻痺があるだけで大きな障害は起こってません。

まだ体が動いてるってことは、きっとしばらくは死なないだろうと思ってはいます。
時々、不安にはなりますが。

たくさんの方から応援してもらってるので、全然死ぬ気がしません。

ので、きっと大丈夫です。

ここあここあ

多分、150歳くらいまで元気で、家族から「あのじいさんいつ死ぬんだろ?」とか言われてると思います。

 

このブログでは、僕の脳腫瘍の治療のリアルタイム経過や最新の再生医療や、幹細胞の話をしていく予定です。

万が一、僕が死んだ場合は誰がそれ報告するのか?って問題はあるんですが(笑)

 

新事業:美容ブランド立ち上げ

僕は元々美容系のメディアを運営していたこともあり、病気になったことがきっかけで、自分とパートナーで美容液を現在開発中です。

二人で商品を作るのはほぼ初めての経験なので、なかなか大変ですが、なんとか前には進んでいます。

 

「病気きっかけで美容液?」って不思議に思われた方も多いと思います。

どういうことかと言うと

幹細胞治療を受けているという話を上でしましたが、その幹細胞を培養する時にヒト幹細胞順化培養上清液(以下、上清液)という成分ができます。

この上清液には損傷した細胞を修復する作用があるので、美容業界で現在注目されている成分です。

この上清液を僕は自分の脳腫瘍の治療にも使っています

今のところ、上清液を配合してる美容液はいくつかあるんですが、上清液は取り扱いや加工が極めて難しく、現在販売されている商品は残念ながら粗悪品が多いです。

僕が幹細胞治療でお世話になってるクリニックの先生が、今回、日本でも最高レベルの品質(医療用に使用されているものと同じ品質)の上清液を供給してくださることになったので、起業以来ずっと付き合いのある広告代理店の社長と盛り上がって「新会社を立ち上げて美容ブランド作ろう」ってことになりました。

まだ、販売までこぎつけられるかは分からないんですが、サンプルまで出来てて、モニターしてくれた方々の反応は上々です。

ここあここあ

僕が死にさえしなければ、絶対うまく行くと確信しています。