上清液で加齢黄斑変性の治療

先日、僕が幹細胞治療をやってもらっているクリニックに両親を連れて行ってきました。

両親はここ最近、目が不調で眼科で治療しようとしても「老化だから仕方ない」と医者からは言われ、打つ手なしかと思っていたんですが、

そのクリニックの先生から

「白内障だと診断されたものの手術が嫌だったので上清液の点眼を試してみたところ、白内障は治ってしまい、老眼も近眼も改善され、ついでにまつ毛も長くなった」

という話を聞いていたので、上清液で治療できるのではないかと思い、相談してみました。

両親の症状

父と母それぞれ症状は違いますが、いずれも老化によって起こるといわれている症状です。

父:加齢黄斑変性

今年の初めくらいから父が黄斑浮腫(いわゆる加齢黄斑変性の一種)で片目の視界が歪んでいて、眼科でレーザーや注射による治療をしているものの、いっこうに良くならないということだったので、上清液での治療を勧めました。

先生によると

「以前、加齢黄斑変性を上清液点眼で治療した方は1週間で影になって見えなくなっていた部分の影が薄くなって視界が良くなった」

ということでした。

母:飛蚊症

母はここ数年、飛蚊症で視界が悪いそうで、眼科では緑内障予備軍だと言われていました。

飛蚊症の治療と緑内障の予防も兼ねて、上清液の点眼を勧めました。

加齢による眼病

飛蚊症も黄斑変性も網膜上で内出血等の要因で、網膜が歪んでしまい、その部分に入ってきた光が正常に感知できなくなってしまう眼病です。

加齢によってどうしても血管の梗塞は起こりやすくなるので、こういった目の問題も起こりやすくなります。

上清液に含まれる成長因子VEGFFGFには血管新生を促し、梗塞箇所をバイパスする血管を作る作用があるので、梗塞によって血流が遮断されていた箇所にも血が通うようになります。

 

幹細胞番長

血管の梗塞が関わっているのはもちろん脳梗塞や心筋梗塞もです。眼の血管は細いので、誰にでも起きやすいですが、血管に大きな負担がかかり続けるともっと大きな血管が詰まって、命に関わる事態になります。

効果が出るまでの期間

先生によると効果が出るまでの期間は人によって全く違うそうで

数日で効果が出る人もいれば、1年以上かかる場合もある
(先生は白内障が治るまでに1年半ほどかかったそうです)

 

両親の場合どれくらいかかるのかわかりませんが、両親の目が見えなくなってしまうと僕も困ってしまうので、できる限り続けてもらおうと思っています。