Fibroblast Growth Factorの頭文字を取ってFGFと呼ばれています。
FGFは線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンを生成するように指示を出す生体分子です。
また近年、VEGFと同じように血管新生を促す作用があることも分かってきました。
褥瘡や皮膚潰瘍の治療薬としても利用されるなど、皮膚に関わる様々な治療に用いられています。
肌のハリを支えている生体分子であるコラーゲンやエラスチンを増やすので、首のしわや下まぶたのたるみなどの改善に効果が期待できます。
ちなみに京都大学の山中先生がiPS細胞を作る際に素材にしたのが、線維芽細胞です。