どうも、こんにちは、幹細胞番長です。
今月の13日から5泊6日の東京出張で、幹細胞美容の新事業で日本政策金融公庫の融資の面談を受けに行ってきました。
会社が登記されている場所が東京で、管轄の支店が東京なので、東京まで行くことになりました。
今、帰りの新幹線でこれを書いてます。
会計事務所の妨害工作
今回の公庫の面談は元々は8月の予定でした。
なので、暑い心配だけしていたのですが、なんと延びに延びて、10月になってしまいました。
むしろ、ちょうど寒くなってきたタイミングという(笑)
顧問をやってもらってる会計事務所が公庫との橋渡しをしてくれてたんですが、その担当は
公庫がコロナ融資で忙しくて面談の日程調整ができない
とずっと言ってて、それで東京行きの日程がなかなか決まらなかったんですが・・・。
10月入ってから公庫の方から直接連絡があって、そこから3日で面談の日程が決まってしまいました。
どうやら会計事務所の担当が、何も仕事をしていなかったらしく、担当に渡していた必要書類も受け取っていないとの事で、結局、こちらから再度送るハメに。
っていうか、融資の着金希望日10月1日で出してたんだけど
せめて
面談の日程については私の方が連絡をサボっていました
とか
まだ書類提出できておりません
とか本当のこと報告してくれてたら、こちらから動けたんだけど。
まさかの虚偽報告っていう。
クライアントに対してそんな対応する会計事務所ってヤバくないですか?
会計事務所には腹立ち過ぎてヘソから蒸気吹きそうでしたが
こうやってブログのネタになってくれたので、元は取りました(笑)
この会計事務所との契約解除は決定事項です。
東京のホテル価格が崩落してた
日程が決まったら、すぐに新幹線とホテルを予約しました。
一応、医者から単独行動OKをもらってるので、一人で東京行っても大丈夫なんですが、母は付いていくと言って聞きませんでした。
4回目の手術後、一回もてんかん発作は起こってないので、一人でも不安はほとんどありません。
- 寝不足
- 過度の疲労
- 薬の飲み忘れ
の3点に気をつけていれば、まず問題ないです。
14日に面談だったので、13日に東京入りしてそこから5泊6日でホテルを予約しました。
銀座のアクセスの良いホテルなので、以前は一人一泊1万円くらいしてたのですが、コロナ渦で宿泊者が減ったためか、二人で5泊しても宿泊費は3万円程度でした。
DAY1. 東京は寒かった
融資の面談となるとさすがにスーツ着てかないとダメだよな。ただでさえ暑いとてんかん発作起こしやすいのに、8月にスーツフル装備で東京はヤバそうだな。
とか思っていたら、着いた東京は風が冷たく、ストール巻いてないと外歩けないくらいの気温でした。
DAY2. 融資面談
週明け13日(月)が公庫の審査担当との面談日になっていました。
起きて、朝食を済ませて、
時間までプレゼンの準備して、
シャワー浴びて勝負パンツ穿いてスーツ着て、
部屋を出て、タクシー乗って、面接会場に向かいました。
以前に仕立ててもらったグレーのスリーピースのスーツフル装備で面談に臨みました。
共同経営者と面談時間の30分前に集合して、軽く打ち合わせ、時間に公庫の窓口に到着。
社名と担当者名を告げると、面談ブースが空くまで待つことに。
5分くらいで呼ばれて、アクリル板で反対側と仕切られたテーブルに通されました。
まず、免許証や印鑑証明など、必要書類を提出。
そこから事業だったり、商品の独自性について色々聞かれ、それに答えていきます。
収益の試算についての質問が始まったのですが、そのあたりの事は僕の方は担当範囲外で、概要しか把握していません。
そこからの説明は共同経営者にバトンタッチで、僕はその横で話を振られたときだけ動く銅像と化していました。
お金周りの事はミスが多い自分はやらない方が良いだろうってことで、銀行の通帳だったり、利益の試算だったりは共同経営者の方に全面的に任せてます。
一通り質問が終わり、免許証や通帳のコピーを審査担当さんが撮りに行きました。
「何か追加で説明しておきたいことなどありますか?」と聞かれたので、これまでのブログでの売上と継続率の実績と、購入者と密にコミュニケーションを取ることで、定期の継続率を高める計画を説明しました。
審査担当の方は
「創業したばかりで実績が無いので、なかなか厳しい」
という風に言ってました。
会計事務所の担当は
2000万は通らない確率が高いだろうけど、2000がダメでも減額で通れば、不足分は他の金融機関から借りれば良い
と言っていたので
融資の希望額としては2000万円で出していたものの、元々2000万の満額回答は期待してなくて、”減額されて1000万で通る”というシナリオを想定していました。
しかし、その審査担当は「上司と協議してみますが、減額でも難しいかもしれない」という反応でした。
ぅおい!話違うやん
プレゼンする気まんまんでPC持って行ったのですが、残念ながらコロナ対策のための時間制限があり、
結局、スライドを使って事業説明をする機会はありませんでした_| ̄|○
しっかり準備したのに。
プロジェクトメンバー顔合わせ会
そのあと、共同経営者とプロジェクトメンバーとの顔合わせ会でした。
その彼が探してくれた恵比寿のオシャレな創作和食の店で、
メンバーとの初対面の予定だったのですが、
みなさん多忙で、共同経営者の彼とあと一人しか集まれず。
こんな感じで謎にカウンターに庭園があるお店でした。
メシも結構おいしかったです。
※ちなみに、これはカマスといくらの炊き込みご飯です。
物流の連携はどうしようか?とか、やり残してるタスクの優先順位の確認とか現実的な話もしましたが、今後どういう商品を開発したいかとか将来や夢の話も沢山できて、本当に楽しい時間でした。
DAY3. 東京の教え子たちとプロフ写真
東京では恋愛やビジネス、ファッションなどのセミナーをよくやってたんですが、そのセミナーによく参加してくれていた二人と六本木ヒルズで待ち合わせて、ランチしながら、思い出話と近況報告に花を咲かせていたら、あっという間に3時間が経っていました。
一年ちょっとぶりの六本木ヒルズ
東京時代は六本木ヒルズを仕事場にしてたので、週に数回は六本木の丘を自転車で登って通っていました。
※六本木ヒルズに会社のオフィスがあったわけではなく、六本木ヒルズの49階に会員制の図書館があって、そこにノートPCを持っていって記事の執筆などの仕事をしてたってだけです。
会う予定の教え子の1人のきんさん(@OtonaMoteFuku)がカメラマンやってて、お願いしてプロフィールに使えそうな写真を撮ってもらうことになりました。
プロフィール用の写真が手術前に撮影したものしかなく、手術後のスキンヘッドに帽子Ver. にリプレイスしないと、写真詐欺で訴えられそうなので、今回の東京出張のタイミングで撮ってもらう事にしていました。
- マッチングアプリ&婚活用
- 美容液事業の代表あいさつ用
の2つの用途で使える術後Ver.の写真がなかったので、スーツをちょっと着崩したようなスタイルで撮影に臨みました。
カメラマンの彼は写真撮影も仕事にしてるだけあって、うまい具合に話しながら、自然な感じの写真を撮ってくれました。
ちなみに上のスーツ写真は彼が撮ってくれたものです。
この写真はもうひとりの剛毛男爵(@gomodanshaku)とふざけてハートのモニュメントの前で男同士でバカップルごっこをした時の写真です(笑)
ちなみに術前Ver.のプロフ写真はこんな感じでした。
銀座のおしゃれダイニングバーでおデート
その後、Twitterで知り合った結婚相談所やってるなみえさん(@namie_nanami)と銀座で初対面してきました。
話が合う貴重な友人なので、前々から会ってみたかったんですが、東京面談がなかなかやって来ず、ようやくの初対面となりました。
東京時代の思い出巡りもしたかったので、場所はいつもデートで使っていた銀座のダイニングバーです。
※僕は今はアルコールが全くダメ(元から弱かったけど、今は飲んでる薬との飲み合わせで禁止)なので、写真はなみえさんが注文したオリジナルの柿カクテル
お互いの昔話とか近況を報告してるうちに気づいたら3時間経っていました。
まだ時短営業で20時閉店だと思って油断してました。
20時過ぎたら強制的に追い出されると思ってたら、20時にお会計を徴収に来ただけで、席は追い出されず、気づいたら21時になっていました(^_^;)
今回の幹細胞美容プロジェクトに彼女も協力のオファーをくれたので、美容液を売ってくれそうな美容サロンの話もできました( ̄ー ̄)b!
DAY4.デザイナーさんの個展
幹細胞美容液プロジェクトのデザイン全般を担当してくれているみやち(@ckmyok)さんがちょうどイラストの個展をやってるって事で、母と共に観に行ってきました。
会場は古い銭湯をリノベしたカフェです。
壁の富士山はそのまま残してあります。
カフェの一角が展示スペースになってました。
アクリル板を湯船に見立てたアート。
クリエイティブです。
カフェに改装された銭湯がパッとイメージできるイラスト。
クリエイティブです。
このカフェの名物、季節のアイスとコーヒーのマリアージュと銭湯のマリアージュ。
これもクリエイティブです。
今はちょうど栗のアイスでした。
コーヒーもとても美味しかったので、販売されてたドリップコーヒーを買ってしまいました。
美味しいアイスとコーヒーとクリエイティブな作品に創作意欲を刺激されすぎて、脳から変な汁出そうになりつつ
ちょっと次の予定まで時間が空いたので、一旦ホテルへ帰り、記事執筆。
カウンセラーさんと再開
夕方には東京時代からお世話になってるカウンセラーのジュンコさん(@juncomaruoka)と会う事になっていました。
彼女はまだ僕の頭蓋骨がなかった頃に、わざわざ佐賀までお見舞いにも来てくれた方です。
東京時代は恋人にフラれる度に彼女に泣きついてました(笑)
佐賀に強制送還されてからもフラれたので、その時にもお世話になりました(^_^;)
母と焼肉
東京にいる間、僕はほぼ一日中、誰かと会ったり、仕事したりしてました。
母は「着いて来なくていい」と言うのに無理やり着いてきたので、放ったらかしててもいいかなと思ってたんですが、さすがに何もしないのはどうなんだろ、と思わないでもなかったので、東京時代のデートスポット巡りに付き合ってもらいました。
デートでよく使っていた銀座の焼肉屋(美味しいけど価格が銀座価格じゃない)で一緒に肉を焼きました。
久しぶりの焼き肉でした。
銀座にしては安いとはいえ、佐賀の牧場直営の焼肉屋と比べると倍くらいしますが
DAY5. 斎藤さんと京懐石へ
5泊6日も日程を取ったのは3年ほど東京に住んでいて、東京に知り合いが多くて、会いたい人が多かったからです。また知り合いのほとんどが自分でビジネスをしてる人なので、今回の美容液の宣伝をお願いする目的もありました。
長めに日程取ったものの、それでもタイミングが合わず、会えなかった人も数人いましたが、毎日、昼夜にアポを入れていたので、大半の人とは再開できました。
本日は最終日。
5日目です。
明日はPCR受けて帰るだけなので。
ディナーの方もラストに相応しい日本でも最高レベルの京懐石です。
1年ぶりに税理士さんとリアルで対面
僕が脳腫瘍で佐賀に強制送還になってから、もう一個の会社(前からやってる方)の税理士さんとの打合せは基本リモートになっていました。
今回は約1年ぶりのリアル打合せです。
そこで、新会社の融資の方も「どうでした?」って聞かれたんですが、上の通り
微妙な反応でした
と伝えたところ
「代表が多額の借金あるのにフェラーリ乗り回してるとか、よほどじゃない限り、公庫で融資を断られる事は無い。まともな事業計画書を作ってれば、普通1000万は出る」
とのことでした。
ただ、審査担当の当たり外れは激しくて、当たりだと「申込から3日で融資決定」とかあるらしいです。
久々の京懐石へ
以前から同じ師匠からビジネスを習っている斎藤(@coach_jun_saito)さんとその師匠に連れて行ってもらった京懐石に行ってきました。
斎藤さんはコーチングを軸にビジネスを展開してる人です。
以前に共著で本を出したこともあって、美容系の仕事もされてるので、幹細胞美容液プロジェクトにも関わってもらおうと思って、今回のアポを取りました。
結婚できない男たち
「俺らってなかなか恋愛とか結婚ってなかなか難しいですよね?」と斎藤さん
ですよね。仕事が一般的じゃないし、職業の話になると引かれる事が多いっす
「以前、彼女に仕事の話したら、ソッコーで別れ話になったことあります。やっぱ一般的な女性だとついて来れないですよね。」と斎藤さん。
俺らって相当懐の深い女性かぶっ飛んでる女性じゃないと無理っすよね
至高の和食
そんな世間への不平不満な話題から近況報告、美容事業の話などなどあれこれ語りながら、
うなぎ
今日は特別に良いうなぎが入ったとのことで、白焼きが出てきました。
「特に白焼きはうなぎそのものの味がモロに出るので、よほどいいうなぎじゃないと出せない」と大将が言ってました。僕らはラッキーだったようです。
鯖寿司
最後の晩餐があるとしたら鯖寿司がいいというほど僕は鯖寿司が好きで、予約する時には鯖寿司が食べたいというリクエストを出していました。
がその時、大将は「鯖はこの時期まだ良いのが入るかどうか分からないから、うなぎの方が良いんじゃないか?」と言ってたので、うなぎが出てきたら鯖寿司は出てこないものだと思っていました。が、鯖寿司も出てきました。
ここの鯖寿司はこれまで食べた中ではぶっちぎりのNo.1です。
この鯖寿司食えたので、もう死んでもいい
と一瞬思ってしまうくらいに美味い鯖寿司です。
まだまだやりたいことは沢山あるので、まだまだ150年くらいは死ねないですが・・・。
クマの出汁と味噌とキノコの汁物
ここの店は京懐石の様式にはとらわれず、美味いものは何でも出すというスタイルなので、クマとかカモとジビエもよく出てきます。
人生初のクマ汁です。
クマの獲れた山で採れたキノコが汁物になってる料理です。
「春に獲れた冬眠明けのやせ細ったクマは脂が乗ってないので、肉として食うには向いてないけど、脂がない分、出汁を取るには丁度いい」と大将。
DAY6. コロナPCRからの新幹線6時間
新幹線だと博多東京間の所要時間は6時間かかってしまいます。
僕が飛行機移動ができない為に東京まで新幹線移動という不条理に耐えなければいけません。
飛行機なら2時間弱で羽田福岡を移動できるんですけどね。
九州にコロナを持ち帰らないよう、念の為、東京駅近くの施設でPCR検査を受けてから東京駅に向かいました。
博多に着いたら早速、博多ラーメン食べました
九州帰ってきた!って感じです。
これで融資通らなかったら、マジでただの美食ツアーになるな。
後日談
出張中の空き時間と帰りの新幹線の中で書き進めていたのですが、詳細に書きすぎて一週間以上執筆にかかってしまいました。
融資は結局ダメで、美容液プロジェクトはいきなり躓いた形になりました。
まぁ、なんとかなるでしょう。
会計事務所の妨害はネタになったから元取ったと思ってましたが、融資を断られたとなっては大赤字です。
「2000万で申請して大丈夫」って言ってた会計事務所を信じた僕がバカでした。
公庫には「減額して融資したところで必要資金が足りず、事業自体が頓挫する可能性が高い」と判断されたようです。
公庫は基本的に借りてほしいので、融資担当が親身になって通りやすい資料の作り方とか教えてくれるらしいんですが、今回は会計事務所が間に入ったために公庫の担当とはほとんどコミュニケーション取れませんでした。
とりあえず工場への支払いは役員貸付でなんとかして、後は発売して売上が立ってから融資に再挑戦しようと考えてます。
別会社の会計をお願いしてる税理士さんに相談中です。
人生は常に想像を超えていく
想定外の連続
想像の範囲に収まらないから面白い
展開が予測できてしまう映画ほどつまらないものはない
僕ほど想定外の連続な人生をおくっていると、だんだんドM化していくので、予想もしてない失敗があるとワクワクしてきてしまいます。
融資に落ちるくらいでは、動揺すらしないですね。
まあ、問題が増えたことには間違いないんですが、
恋人と「結婚したらどこに住もうか」って話してた翌日に緊急入院して余命2年になることに比べれば、全然余裕で想定内。
P.S.
融資落ちたので、ガチでただの美食ツアーになってしまいました_| ̄|○
クラウドファンディングは
どうすればできますか?
クラウドファンディングは
どうすればできますか?
是非、試してみたいです