どうも、こんにちは幹細胞番長です。
「2021年どんな年だった？」と聞かれて思ったのは
2年がかりで進めてきた美容事業ばっかりやってた
と思ったんですが
よくよく考えると今年は三が日明けたら、いきなり緊急入院したんでした。
下半期はほぼ新しく始めた幹細胞美容ブランド・アルベイズに熱中
利用可能性ヒューリスティクスというやつで、ここのところ美容液のローンチに向けたクラファンの仕事に追われてたので、今年一年アルベイズの美容事業ばっかりやってた気がしたんですが、
よくよく思い返してみると
- 人生初入院当日の緊急手術
- 人生初頭蓋骨ナシ生活
- 人生初脂肪吸引
- 人生初ラジオ出演
- 人生初幹細胞投与
- 人生初鬼電&美容液発注
- 人生初セラミック頭蓋骨挿入
- 人生初美容液納品
- 人生初融資面談
- 人生初クラウドファンディング
- 人生初クラファン目標達成
などなど、人生初が目白押しでした。
濃い人生初が多すぎて、前半の人生初はもう忘れかけてました（笑）
年始早々1月に緊急入院&当日の緊急手術
去年（2020年）の末に腫瘍を再度削る手術を受けて、年越しは家で過ごそうと、抜糸は年始にすることにして退院したんですが、なんと手術の傷跡が細菌感染を起こしまして
年明け早々に手術跡がたんこぶみたいに腫れてたので、病院で診てもらったら、その場で
今すぐ入院。手術室予約したから、今夜手術
と言われてしまい。年明け早々、手術になりました。
この緊急手術でいろいろ予定が狂いました。
年明けに幹細胞治療を受けるつもりでいたんですが、
仕方ないのでギリギリでキャンセルして、治療予定を後ろ倒しにしました。
ちなみに、一番最初の開頭手術の時は緊急入院ではあったのですが、いろいろ検査（コロナのPCRとか）が必要で当日手術ではありませんでした。
今回は細菌感染で、早く治療しないと敗血症になって死んでしまうので当日手術だったようです。
頭蓋骨ナシ生活
しかも、細菌感染を起こした場合、切り取った頭蓋骨は戻せないので、その後、半年間は頭蓋骨が一部ない状態で生活しないといけません。
頭蓋骨がない状態だと、当たり前ですが
頭をぶつける＝脳みそぶつける
という事になってしまうので、ヘッドギアを被って生活しないといけません。
2021年前半はこの写真のヘッドギアを被って半年間生活してました。
元々、うちの実家は俺の身長が180近くになることを想定した設計になってないので、気をつけてないとすぐに頭をぶつけます。
ヘッドギアを被ってるとその分、頭のサイズが一回り大きくなります。
そのため、これまではぶつけない高さだったところにまで頭（というかヘッドギア）がぶつかるようになり不便な想いをしました。
夏は暑いし
スタイリストさんに「ヘッドギアに似合うコーディネートはないか？」と聞いてみたら「さすがにそれは難しい」と言われるし（笑）
元々、２０２１年には婚活を再開する予定でいたんですが、さすがにヘッドギアつけてデートに行くわけにも行かないので、婚活は諦めました。ヘッドギア外すと、頭蓋骨がない部分がべっこり凹んでてかなり怖いですし
脂肪吸引
幹細胞治療を受けるには脂肪吸引で脂肪組織を取り出して、そこから間葉系幹細胞を分離して培養する必要があります。
自分の幹細胞じゃないと当然、体に入れれば拒絶反応が出るので、自分の脂肪を採取する必要があります。
幹細胞投与へ向けた第一段階として、まずは脂肪吸引が必要になります。
おへそ周りの脂肪から採取した幹細胞が一番活きが良いらしいので、お腹の脂肪を採ってきます。
麻酔の注射をしてから、吸引器を挿入するためにお腹の横の方の皮膚を切開します。
あとは吸引器でおへその周りをグリグリしながら、脂肪を吸っていきます。
麻酔を打ってるので、痛みは全然ありません。
お腹のあたりをグリグリされているなという感じです。
終わった後は内出血のような跡ができて、しばらくは痛かったですが、１週間ほどで消えていました。
この時、人生で最大級に太っていたので、痩身効果も期待していたんですが、吸引する脂肪は５０g程度なので、残念ながら体重は減りませんでした。
ラジオ出演
元々、東京時代にお世話になっていたスタイリストのシキさんが婿入りして九州に移住して来ていて、福岡で様々な事業をやっていて、その縁の中でラジオ番組のパーソナリティーをやることになったので「ゲスト出演しないか？」というオファーをもらいました。
ラジオとはいえ、You Tubeでの映像配信もやってるので、初のメディアデビューでした。
ヘッドギア被ってますが、首から下は元通りおしゃれして出演しました。
このコーディネートもシキさんに提案されたもので、僕はヘッドギアがマストなので、ヘッドギアに他を合わせようとしてたんですが
「ヘッドギア以外は全部これまで通りにしておくことで、病気になっても変わらないここあさんを表現できるんじゃないか？」
と言われてハッとしました。
シキさんは
「スタイリストとして人をかっこよくするのは当たり前だから、その人のスタイル（生き方）を服で表現するのが俺の仕事だ」
と出会った頃からずっと言ってて、只者ではないと思ってたんですが
ヘッドギア以外はこれまで通りという提案をされて「今の自分を表現するのにこれ以上のコーディネートはない」と納得しました。
幹細胞投与
去年、治療を行なってくれる再生医療認定医のクリニックに相談に行った時に、幹細胞そのものではないですけど、ヒト幹細胞培養上清液（通称：上清液）の点鼻を試してみて、確かに麻痺が改善されるのを感じていたので
幹細胞そのものを投与する事にはかなり期待していました。
幹細胞治療は取り出した自分の幹細胞を培養して数を増やして体内に戻すという治療です。
体内に幹細胞を戻す時は、静脈への点滴なので、ただ点滴が落ちきるまで１時間ほど横になってるだけです。
実際の投与を受けてみると劇的な効果がありました。
効果が出るまでには通常は１～２習慣ほどかかる事が多いらしいのですが、僕の場合、帰りの車の中で既に左半身の麻痺が分からないくらいまで回復していまいました。
その後も麻痺が再発することはなく過ごせています。
頭蓋骨挿入手術
一生、頭蓋骨ナシで生活するのは無理ゲーすぎるので、頭蓋骨を入れる手術を夏にする事は緊急手術になった１月から決まっていました。
もう開頭手術も４回目なので、慣れっこです。
手術室に入っても見慣れた光景だなとしか思いませんでした。
鬼電からのアルベイズ・リベレイトローション発注
工場にはなめられていたというか、大した取引先じゃないと判断されていたようで、基本的にこちらからの依頼への対応がすごく遅かったです。
まぁ、工場も商売でやってるわけですから、
うちみたいにスタートアップで、
発注数も少ない、
売れるかどうかもわからない
会社に労力を割くよりも、既に実績のある大口顧客を優先するのは当然でしょう。
しかし残念ながら、実績も資金もないので、交渉材料は全くありません。
早く動いてくれよと思っていても、全然動いてくれず、スケジュールは遅れ続けました。
そんな状況で元営業マンの共同経営者がくれたアドバイスは
「とにかく相手に早く対応しないと面倒くさい客だと担当営業に思われれば、優先的に対応してくれるようになるから、徹底的に担当にストレスを与え続けろ」
でした。
交渉材料がないならゴリ押ししかないと。
その話を聞いてから、メールに半日返信がなければ、すぐに電話をかけ、翌日になれば、SMSを何通も送り、着信履歴を自分の番号で染め上げる勢いで鬼電するようにしました。
すると、なんとかかんとか担当営業が動いてくれるようになり、ちょっとずつ前に進むようになりました。
催促しないと本当にどんどん後回しにされているっぽく、全然返信が来ないという状況が鬼電によって改善されました。
幹細胞美容ブランド・アルベイズは再生医療認定医の先生に最初に相談に行った時に上清液の効果を体験し、その医療用上清液を供給してもらえると分かった時からやる気満々でいたのですが、実際に幹細胞投与の治療効果を体験して、俄然やる気が増しました。マシマシです。
しかし、上のような状況でスケジュールは遅れに遅れ、９月発売予定でいた製品が７月になってもまだ発注できていないという状況でした。
一刻も早く発注しないといけない状況だったんですが、頭蓋骨挿入手術も受けないといけません。
入院前に発注を済ませておきたかったんですが、残念ながら、パッケージに修正が入り、間に合いませんでした。
なんとか手術前に発注しようと、入院してからも、個室でノートPCを開いて、ずっと工場とやり取りしてました。
しかし、敢えなく発注前に手術日が来てしまい、プロジェクトメンバーに発注作業は任せて、手術室送りになりました。
結局、遅れに遅れて納品は１１月末になってしまいましたが。
人生初融資面談
融資を受けるために東京へ出張して散々な目に遭って帰ってきた話はこちらの記事に書いてます。
アルベイズのクラウドファンディング
現在、Makuakeにて幹細胞美容ブランド・アルベイズの第一弾製品リベレイトローションのクラウドファンディングが開催中です。
年またいで、１月までやってますので、引き続きご支援よろしくおねがいします。
なんと、プロジェクトを公開して、各種SNSに応援をお願いする投稿をしているうちに、目標金額であった100万円を調達していました。
しばらく画面をリロードしてなかったら、気づかぬうちに目標金額を超えていました（笑）
プロジェクトメンバーから「目標達成しましたね」と連絡が来て、画面をリロードしたら既に120万を超える資金が集まっていました。
プロジェクト公開から30分ほどのことでした。
資金が集まった事ももちろん嬉しかったのですが
それ以上に沢山の方がアルベイズを応援してくれたことが嬉しかったです。
信頼VS信用
アルベイズでは信頼ベースでビジネスをしようと考えています。
今回のアルベイズのビジネスモデルはお客さんがアルベイズのことを信頼してくれて口コミ・紹介をしてくれるという前提で構築しています。
信頼というのはとても曖昧なもので、それを金銭的に評価することはとても難しいです。
こういう形でビジネスを展開しようとすると、売上の根拠を明確に示す事ができません。
紹介がどれくらい起こるのかなど予測のしようがないので。
「この人は付き合いが長くて信頼関係があるから、美容事業にも協力してくれるはずの人が３０人くらい」とか、曖昧な根拠しか示せません。
信用をベースに評価を決める従来の商慣習とは全く異なるやり方をしてるので、金融機関から融資を断られたのも当然かなと今になれば思います。
しかし、クラファンの売上を見て、どこの取引先も態度が一変しました。
鬼電しないと返ってこなかった工場のメールもすぐに返ってくるようになりましたし、
いろんなところから営業メールが来るようになりましたし
信頼も大事だけど、誰も文句のつけようのない信用（実績）を作るのも商売には大事なんだなと痛感しました。
スタートはきれたので、これからどんどんアルベイズを盛り上げていければと考えています。
本販売は２月予定ですが、アルベイズでは製品を売ってからのアフターフォローが一番重要だと考えているので、本番は製品が売れてからです。
アフターフォローは”アルベイズ自分磨きサロン”を中心に展開していく予定です。
