かつて僕は
神も霊魂も存在しない
と考えていました。
卒業後、大学時代の同級生が
「これからの医療は全て”波動医療”なる」
と言い出した時は、ついにコイツは頭良すぎて頭おかしくなったかと思いました。
が、最近は改宗して、オカルトも勉強しています。
科学は宗教
科学は
1+1=2
が客観的に正しいことを証明できません。
これはゲーデルの不完全性定理から導かれることで、論理的に真です。
科学は”科学が絶対に正しいとは言えないこと”を既に証明してしまっているのです。
つまり、1+1が2になるのは、みんながそうなると思っているからそうなるというだけです。
その意味で科学は宗教です。
信じる者には1+1=2になるのです。
「神は存在する」と信じている人にとっては神が存在するのと同じです。
科学一神教
僕は研究者を目指していたこともあり、大学生の頃は「科学一神教」にどっぷり入信していました。
一神教では他の神(宗教)は否定しなければなりません。
科学一神教の信者だった僕は、”ホメオパシー”や”霊”、”波動”などを全否定していました。
詐欺師に騙される愚かな人
科学一神教の信者だった頃は、ホメオパシーとか占いとかをやってる人を詐欺師に騙されているバカだと思っていました。
しかし、現在は科学一神教から改宗して、多神教になったので、
科学も神さまの中の1人、ホメオパシーも神さまの1人という感覚です。
さらに言うとホメオパシーが薬理学的に意味のない治療だったとしても、少なくともプラセボ効果はあります。
なので、当人が望むのであればやるべきだと思います。
思い込みで症状が改善してしまうことは科学的にも分かっていて、これをプラセボ効果と呼びます。”病は気から”はある程度、科学的に解明されています。参考:”病は気から”を科学する
詐欺師と本物
途方もない金額を要求するヤツはたいてい偽物で詐欺師なんで気をつけてください。
僕の通っている霊能者さんと波動屋さんはどちらも普通の病院の通院費くらいの価格です。
また、宣伝、広告をやったらめったら打っているヤツには気をつけてください。
本物は宣伝しなくても人が集まるので、広告なんて出しません。
というか、霊能者さんも波動屋さんもその仕事は「自分の使命としてやっているだけだから、商売ではない」そうです。二人とも本業が別にあります。
科学的に証明されていないからと言って間違っていると結論はできない
存在することを証明するのはただそれを見つければ良いだけなので簡単です。
存在しないことを証明するのは事実上不可能で、”悪魔の証明”と呼ばれています。
「”白いカラス”がこの世に存在しない」という命題を証明するためには
「この世(宇宙の端から端まで)探して、見つかりませんでした」
と言わなければなりませんが、それを実行するのは現実的に不可能なので、証明できないということです。
波動って何?
僕もよくわかりません。
何が振動してるのかもわかりません。
量子論的にはおそらく素粒子の振動ということになるのかもしれません。
電子も光も波
電子はエレクトロンという素粒子で、光もフォトンという素粒子で、どちらも運動すると磁場を生じます。
霊能者さんも波動屋さんも電磁波には気をつけた方がいいと言っていました。
ちなみに霊能者さんはスマホは年に3台ペースで壊れるらしいです。
自分自身の霊力(電磁波)の影響を受けて電子機器が壊れるそうで。
僕は一応、オススメされた電磁波ブロックシールをスマホやPCモニターに貼ってます。
バカ高いわけではないので、お守りのつもりで貼ってます。
宇宙の成り立ち
ビッグバン以前はこの宇宙(時間と空間)は存在しませんでした。
情報宇宙(情報空間)と呼ばれるものが存在していたと考えられています。
そこに存在した宇宙の設計図のようなものがビッグバンを起こしたと。
つまり、情報空間には時空の概念がありません。
情報空間にアクセスできれば、過去の情報も、未来の情報も、遥か遠方の情報でも取って来れるということになります。
これがおそらく霊能者と呼ばれる人がやっていることなのではないかと。
波動医療というのはその情報空間に存在している病気の情報を書き換えるということなのではないかと。
で、この宇宙と情報空間を繋いでるのが波動(素粒子)なのではないかと
神や霊魂は情報空間に存在するとすれば、オカルトの説明が一応つきます。
エビデンスは今のところないですが。
情報空間の存在は科学的に証明されている
実は既に情報空間が存在することは数学的に証明されています。
もし情報空間がないと仮定すると、計算が合わなくなって、この宇宙で我々が観察している物理法則が全て成り立たなくなる(=この宇宙は存在しないことになる)
らしいので、我々が存在している以上、情報空間も存在していると考えるしかないと。
計算が合わなくなるの部分は、僕には全く分かりません。「天才たちがそう言ってるんだからそうなんだろう」と思っているだけです。
科学はまだ何も分かっていない
宇宙についても生命についても科学はほとんど解明していません。
現在の科学で宇宙について説明ができるのはせいぜい数%しかありません。
例えば、理論的に導かれる銀河の質量より観測される銀河の質量が遥かに少なく、何かしら観測できない物質(ダークマター)が存在すると考えられているが、ダークマターが何なのか皆目見当がついていないのが今の宇宙物理学です。
ほとんど無知な科学が現時点で言ってる事だけを信じて、他の可能性を排除するのは良くない(というか損をする)と僕は思っています。
科学の歴史では定説がひっくり返ることはワリとあるので、絶対視しない方が良いです。
もちろん、現時点で科学的に分かっていることもあるわけなので、そこは大いに利用した方が良いと思っています。当てずっぽうでやるより、打率は高くなるので。
「情報空間が存在する」ことは証明されていますが、「この宇宙にある情報すべてが情報空間にもある」ことは証明されていません。
今、世界中の理論物理学者がこの命題を証明すべく研究を進めているらしいです。
P.S. ノーベル賞受賞者は発狂する
ノーベル賞を取った物理学者がオカルトにハマって、ついにアイツも頭良すぎて頭おかしくなったかとか言われるわけですが(実際にそういう物理学者は結構います)。
もしかすると彼らは本当に真理に迫っていたのかもしれません。