体のあちこちに存在していてうるおい(水分)を保つ働きがあることがわかっています。
安全性が高く、美容以外でもひざ関節の治療等で医療現場でも使われています。
ヒアルロン酸は真皮の隙間を埋めるムコ多糖類のひとつで、1gで6Lの水分を保つことが可能と言われています。
肌での役割
そのため、肌の中ではクッションのような役割をしており、肌のハリや弾力の保持に関与しています。
使用方法として 気になる部分に直接注入する注射や、化粧品として肌に塗るタイプもあります。
注射の場合、即効性がありますが持続力がないので、定期的に注射しなくてはなりません。
また、ヒアルロン酸は分子量が大きく皮膚から吸収されることはなく、皮膚の表面で水分を逃さない働きはありますが、塗るだけで、体内のヒアルロン酸が増えることはありません。
ヒアルロン酸が多く含まれる食品
タンパク質など他の生体分子と同じく、食べ物やサプリで補給するのが増やすのには最も効果的です。
ヒアルロン酸を多く含んだ食品はコラーゲンを多く含む食品と概ね同じです。
- 豚の皮
- 鶏の皮
- 鶏軟骨
- 牛すじ
- スッポン
- ウナギ
- フカヒレ
- 動物の骨や軟骨をまるごと煮込んだブロス(出汁)
などです。
また、山芋や海藻、オクラなどぬめりの多い野菜にも含まれています。