肌のターンオーバーとは?

ターンオーバーとは古い細胞や組織が新しく入れ替わることを言います。

幹細胞番長

ヒトの身体は血液や内蔵、骨も少しずつ入れ替わり、肌は約1ヶ月、血液( 赤血球)は約4ヶ月、骨は約5ヶ月で入れ替わっていると言われています。

肌においては、肌の奥(基底層)で新しい角化細胞が作られ段々と外側に押し出さ れ て いき、最終的には垢となって剥がれ落ちます。

この一連の流れを肌のターンオーバーと言います。

特に肌のターンオーバーは20代では約28日、30~40代では約45日と年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期が遅くなっていきます。

表皮は一番外側から内側へ

  1. 皮脂膜(皮膚バリア)
  2. 角質層
  3. 顆粒層

の3層で構成されています。

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日焼けの後に皮がペリペリと肌が剥げて来ることがあると思いますが、アレは紫外線によって表皮細胞が大量に死んで、角質が一気に厚くなる為に起こる現象です。

ターンオーバーが乱れると、フケが出たり、肌が粉を吹いたようになってしまったり、

角質の細胞に隙間ができて皮膚のバリア機能が低下するので、その結果細菌の侵入を許してしまい、

最悪の場合は感染症、アクネ菌が侵入した場合はニキビになります。