成長因子立体構造イメージ

 

成長因子は

  • 増殖因子
  • グロースファクター(GF)

などとも呼ばれます。

 

で、成長因子とは一言で言ってしまうと、その名の通り

細胞や組織に成長を促すような指令を伝える細胞間シグナル

のことです。

 

人間の体内の細胞は、細胞同士でいろんなコミュニケーションを取っています。

細胞同士が情報をやり取りすることで、うまく連携して”人間の体”という1つのまとまりになっているわけです。

 

細胞間の情報をやり取りするための物質が細胞間シグナルと呼ばれるものです。

「Aという物質を受け取ったら、積極的に分裂しなさい」とか

「Bという物質を受け取ったら、細胞の増殖を止めなさい」とか

そういう感じで、分子ごとに受け取った場合の細胞の対応が決まっているのです。

 

その細胞間シグナルの中で、細胞を成長(増殖)させるようなシグナルのことを成長因子と呼ぶわけですね。

また、

成長因子は一般的に分子量が大きい

非常にセンシティブで水に溶かしているだけでも数時間で失活する

などの特徴があります。

 

体は「お前ら、もうちょっと元気に分裂して成長したらいいんちゃう?」というときに成長因子を分泌して、狙った組織を成長させています。

例えば、怪我をした時などは、傷を直すために、怪我した部位の周辺で活発に成長因子が分泌されるようになります。